こんにちは!ケーネットスタッフです!
今日はPhotoshopの小ワザを紹介していきます!

今はスマホのカメラも綺麗に撮影できますよね。
ホームページに使う写真を、スマホで撮影する人も多いかと思います。
でも、撮影した写真がなんだか暗いなと思う時はありませんか?
こんなふうに…。

例えば、この写真をネットショップの商品写真に使いたい場合は補正が必要です。

写真を明るく加工をしたい時は「明るさ・コントラスト」「レベル補正」「トーンカーブ」などをよく使いますよね。
しかし、白飛びや画質が荒くなったり、使いなれていないと設定が難しい…と感じた人も少なくないと思います。
そんな時は「除算」がおすすめです!

除算の使い方

スポイトツールで、白背景の部分、または写真の影の部分の色を選んでください。
どの辺りがいいか悩んだ場合は、中間色を取りましょう。

新規レイヤーを作成して、選んだ色で全体を塗りつぶします。

塗りつぶしたレイヤーを「除算」にします。

すると…

色味はそのままに、写真が明るくなりました!

比べてみましょう。

いい感じですね!
この方法だと、コントラストに大きな変化がないので、自然に明るくすることができます。
少し足のあたりが明るすぎたので、後ほど微調整を行っていきます!

除算の仕組み

除算は、RGBの色合いをこちらの計算式で処理しています。

「元画像のRGB」÷「除算で合成する画像のRGB」× 255

これだけだと難しいので、感覚的に説明すると…
「グレーを除算したら、元画像のグレーの部分が明るくなる。」
「赤を除算したら、元画像の赤の部分が明るくなる。」

という感じになります。

あまり深く理解しなくても、「元画像よりも暗い色を使えば、明るくなる」だけ覚えていただければ、ちゃんと使えます!

もっと調整したい…!という人向け

除算レイヤーの不透明度を変えることで、明るさの微調整ができます。

また、ブラシツールで画像のように塗ることで、部分的に明るくすることも出来ます!

「レベル補正」や「トーンカーブ」の方が一般的に知られていますが、このようにして写真を明るくする方法もあります。
個人的に、白飛びの悩みから解放されますので、おすすめです。ぜひ試してみてください!