20160922

7回目。意外と続いています。
決まった日に書いているわけでなく思いついたときにウワーッと書いているので、予約投稿をよく仕掛けています

今日はホームページアドレス、ドメインのはなしです。

ドメインは住所

自社のホームページアドレスを決めるとき、会社に関係する単語や数字、又は地域名や一般名詞など、いろいろ悩んで決めたという経験がある方もいるのではないでしょうか。
ドメインはインターネット上の住所です。短く覚えやすいこと、打ち込みやすいこと、ホームページの内容に関係していることが、大きなメリットになります。

20160916

これら、ドットの後アドレスの末尾のことを専門用語『トップレベルドメイン』と呼びます。このトップレベルドメイン、.com ドットコム、.net ドットネット、または.co.jp シーオードットジェーピーなど、様々な種類があることをご存知でしょうか。

そしてそれぞれに実はルールや特徴があります。

最も導入が手軽な.comと.net

.com と .net は世界で最も利用されているスタンダードなトップレベルドメインです。最も安価で、特に目立った制約はありません。ちなみに.comはCOMPANYの略称、.netはNETWORKの略称です。

ルールがある.jp

よく見るドメインですが、このJPというのはご存知JAPANジャパンを示しています。各国・地域に原則一つずつ割り当てられている国別ドメインの一つで、日本レジストリサービス(JPRS)が管理しています。
この.jpドメインを取得するには、『日本国内に本拠や住居をもつ個人、または団体であること』を証明できる書類を提出する必要があります。
つまり、.jpドメインを持っているということは、公的に日本の団体であることを証明していることになります。.comや.netに比べると3倍ほど管理費に差があります。

1企業に1つ。.co.jp

上記.jpの手前にセカンドレベルドメインというものがくっついたもの。この.coはコーポレーションの略称で、このドメインは『1企業・組織につき1つしか取得できない』という明確なルールがあります。また、取得の際『日本国内に登記されている企業であること』が条件になりますので、なりすましの可能性が低く、信頼がおけるドメインと言えます。管理費は.jpの1.2倍ほどです。

このセカンドレベルドメインがくっついたドメインは他にも、

.ac.jp …大学などの教育機関
.go.jp …国の管理する機関
.gr.jp …法人格のない任意団体

…などが存在します。

他にも様々、トップレベルドメイン

上記で説明した代表的なもののほか、最近は.pink .red .blue などの色名ドメイン、.tokyo などの都道府県ドメイン、.info(INFORMATION)、.org(ORGANIZATION)など、変わったトップレベルドメインも登場してきました。
ただ、あまりに新しいトップレベルドメインは管理会社を移管するときに、未対応である可能性があるので、もし移管を考えるならどの会社がOKなのかをよく確認する必要があります。

業態やアピールポイントに合わせてトップレベルドメインを選ぶ

上記の決まりや意味をふまえて、アドレスを考えることも、ホームページ於ける戦略の一つです。
例えば伝統工芸品や、日本独自の文化を紹介するホームページなら、.jpが末尾の方が、国外からの受けもいいかもしれません。会社のサイトなら.com、ITに関係していたら.netのほうが様になりますね。

お気づきと思いますが、当社のドメインはケーネットのネットが.netにかかっています!